お子様の歯の健康を守る小児歯科
お子様の歯の健康気になっていませんか?
お子様の歯の健康は、小児歯科が見守ります。
小児歯科ではお子様の成長に合わせ、その時々で一番必要な治療をおこなうだけでなく、大人になってからの口腔内も見据えて予防や治療をおこないます。
昔は、乳歯は生え変わるので虫歯になっても大丈夫というような考えがありましたが、現在では健全な永久歯が生えてくるために、小児の頃からの口腔のメンテナンスがとても重要という考え方に変わっています。
当院では、小児専門の歯科医師がお子様の診療に当たっています。
お子様の口腔内についてお悩みの方は、ぜひ一度当院にご相談ください。
こちらのページでは、小児歯科の内容についてご紹介しています。
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目次
こんなお悩みありませんか?
- 子供の虫歯を治療したい
- 幼いうちからしっかりと予防したい
- 家族で通える歯科医院へ通いたい
- 子共の歯並びが気になる
- 子供のオーラルケアを知りたい
- 定期検診のある歯科医院を探している
小児歯科について
お子様の口腔内はさまざまな点で大人と違います。
歯質の厚みや歯髄腔の大きさなどの形質的なものだけでなく、顎が成長期にあることなど、その時々に合わせた治療が求められます。
小児歯科とは?
小児歯科では、虫歯処置、予防処置、矯正歯科などをおこないます。
小児の年齢時に歯周病はほとんど起こらないといっていたため、この時期は虫歯治療や予防処置がメインとなります。
顎の骨の成長期でもあるため、小児の時期しかおこなえない矯正歯科治療もおこなっています。
また、歯科医院に来るのが虫歯のできたタイミングだけだと、痛いことをしに行く場所だと考えてしまうお子様も少なくありません。
早い段階から自分の口腔内をより良く保つように歯科医院に行くのだと意識を持ってもらうためにも、大切な時期だといえます。
子どもの歯について
●乳歯とは?
乳歯は生後数か月から萌出を始め、3歳程度までで生え終わります。
大人の歯が28本なのに対し、子供の歯は20本となります。
全て生え変わるのが正常な状態ですが、まれに口腔内に残存し、30歳頃まで使い続けられているケースもあります。
大人の歯が数字で呼ばれるのに対し、乳歯はアルファベットで呼ばれます。
●乳歯の特徴
・歯質が薄い
乳歯のエナメル質も象牙質も、大人のものとくらべると1/2以下の薄さしかありません。
そのため虫歯が早く進行しやすいという特徴があります。
・密度が薄い
乳歯の歯質は厚みがないだけでなく密度も薄く、柔らかい状態です。
これによりさらに虫歯の進行が早くなります。
・歯髄腔が大きい
歯髄腔という神経が入っている部屋は、年齢が上がるほど狭くなります。
子供の頃はこの歯髄腔が歯の内部の多くを占めており、とても虫歯が到達しやすい状態です。
歯髄角という歯髄の部屋の角がとてもとがっているため、虫歯の角度によってはすぐ神経に達してしまい、神経を抜かなくてはならなくなる可能性もあります。
・溝が深い
乳歯の溝はとても深く、汚れがたまりやすいといえるでしょう。
そのため虫歯になると、見た目はそんなに深くなくても奥の方で大きく広がっているというケースも少なくありません。
・青白い
乳歯の色は永久歯にくらべて青白いため、永久歯が生えて来たときに驚く保護者様も少なくありません。
乳歯より永久歯の方が黄味がかっているのが正常な状態です。
さわだデンタルクリニックの
小児歯科
小児歯科では、子供の虫歯を治すことだけを目的としているわけではありません。
子供の虫歯の予防につとめ、きれいな永久歯が正しい位置に生えてくるように導きます。
小さい頃から意識を持って自分の口腔と向き合うことは、大人になってからの健康にも役立ちます。
治療のポリシー
●保護者の方との連携を強めながら
お子様を健康なお口の状態に育てるためには、虫歯ができにくい環境にすることが大切です。
フッ素の利用、シーラント、おやつの指導等をおこない、虫歯にならない口の環境づくりを保護者様と一緒にしていきたいと思います。
また、歯並び異常や、萌出の異常等の場合、必要であれば矯正もおこないます。
●専門医について
さわだデンタルクリニックは、小児歯科専門の女医のいる歯科医院です。
子供の成長にあわせた虫歯や歯並びなどの予防、指導、定期健診をおこない、ともに正常な歯と顎の発達を促し、将来予測される歯の問題を未然に防ぎながら最善の治療をおこなっています。
小児歯科専門の資格は、日本小児歯科学会が一定の基準以上の高度な専門知識と治療技術を持っていると認めた小児歯科医のみに与えられます。
小児歯科専門医がいる歯科医院では、長期間にわたって歯や歯肉の健康を見守り、良い歯並びを維持するための技術や設備が充実しています。
子供たちの健康を守り育てるために、小児科医や、他の専門医と連携、協力して最善の医療を提供します。
治療内容
●虫歯治療
乳歯の虫歯の進行はとても早く「茶色くなっているな」なっていたらと思ったらあっという間に穴が開くということも少なくありません。
そのため、子供のときほど特に小さな虫歯の段階で治療をする必要があります。
また、歯の中の歯髄腔の占める割合大きく、虫歯がすぐに神経に達してしまうため、より早く治療をおこなうことが望ましいです。
●予防歯科
小児の時期はより積極的に予防処置をおこないましょう。
・フッ素塗布
フッ素塗布においては、大人のものより濃度は低いものの、繰り返し塗ることにより歯質を強くすることができます。
・シーラント
乳歯の溝はとても深いため、ここから虫歯になってしまう可能性は高いといえるでしょう。
早い段階でこの溝を埋めるシーラントという処置をしておくと、溝からの虫歯を予防することができます。
●矯正歯科
子供の矯正治療は、永久歯萌出が始まる7~8歳頃から始めると良いでしょう。
この時期から顎の成長がピークを迎えるまでの12歳までは、顎の成長を利用した矯正治療が可能です。
この期間の治療をⅠ期治療といいます。
また、顎の成長が緩やかになり、歯の並びのみを動かす期間の治療をⅡ期治療といいます。
Ⅱ期治療は大人と同じ内容になりますが、Ⅰ期治療は12歳までの、小児の時期しかできない治療法となります。
小児歯科の注意点・リスク
●気分の良い時間にご来院を
3~4歳くらいの、まだお昼寝をする年齢のお子様は、午前中の早い時間にご来院いただくのがおすすめです。
お昼ご飯の後は泣くと、食事を嘔吐してしまう可能性があります。
また、それよりも遅いお昼寝の時間になると、眠気でうまく治療が受けられない可能性があります。
小さいお子様ほど、気分の良い午前中のうちにご来院いただけるのが一番良いでしょう。
●ご家庭でのご協力
虫歯になってから通うのではなく、予防の段階から通っていただくことで、歯科医院への恐怖心はかなり軽減できると考えられます。
しかし、何か叱ったりするときに「そういうことをすると歯医者に連れて行くよ」などというしかり方をすると、お子様が歯科医院は怖いところだと誤解してしまう可能性があります。
保護者様はぜひお子様に、歯科医院は自分の健康を整えるために行く良いところだという意識を持たせてあげるようにしてください。
料金表
料金表 |
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テキスト | テキスト | 1000円~ |
治療の流れ
受付
まずはお電話でご予約をお取りください。 ご予約日にご来院いただいたら受付で問診票をご記入いただけます。
虫歯についてだけでなく、食生活や歯磨きの仕方などについてもお聞きします。
お悩みのことがありましたら、遠慮なくご相談ください。
カウンセリング
治療の前にはカウンセリングをおこないます。
お子様が恐怖心を持つことがないよう、お子様に慣れたスタッフと小児歯科医がご対応します。
検査
必要に応じて歯周組織検査やレントゲンなどをおこないます。
各種処置
各種治療をおこないます。
その治療内容によって通院いただく回数は異なります。
アフターフォロー
どの治療もアフターフォローが大切です。
3か月後に定期検診のお知らせをお送りいたします。
治療後の良い状態を保つためにも、定期検診にお越しください。
子どもの歯の
メンテナンス方法
子供の歯はとても虫歯になりやすいことから、大人の歯よりもより丁寧にメンテナンスする必要があります。
3か月に一度、定期検診と合わせてご自宅でのケアを丁寧におこなうようにしましょう。
セルフケア
●自分でも磨く習慣を
3歳頃からご自分で磨く習慣を身につけてあげると良いでしょう。
歯磨きの技術は未熟なため、保護者様が指導しながら一緒に口腔内をきれいに保つ方法を習得していけると良いと思います。
●12歳頃までは仕上げ磨きを
永久歯萌出が全て終わる12歳頃までは、保護者様が仕上げ磨きをしてあげるのが理想です。
なかなかその頃まで仕上げ磨きをしてあげるのは難しいかもしれませんが、乳歯だけでなく、生えてきたばかりの永久歯もとても虫歯になりやすい状態です。
きちんと仕上げ磨きをし、お口の中がどのような状態なのかチェックしてあげるようにしましょう。
小児歯科に関するQ&A
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何歳頃から歯医者にかかれば良いですか?
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上下の歯が2本ずつ程度生えてきたら、歯科医院にかかっていただくと良いでしょう。
この頃から指にガーゼを巻きつけて歯磨きの代わりにするなど、口腔清掃に慣れていく必要があります。
また哺乳瓶の使い方や、離乳食が始まった後のおやつのあげ方などについても指導させていただいています。
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矯正治療は何歳からできますか?
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矯正治療は永久歯への交換が始まる7~8歳頃から始めると良いでしょう。
この時期から12歳までの間は、顎の成長がピークを迎えます。
顎の成長を利用した矯正方法が可能な貴重な時期となります。
焦る必要はありませんが、早めにご相談いただけると良いでしょう。
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大人と同じフッ素入り歯磨き粉を使用しても良いですか?
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お子様にはお子様用のフッ素濃度の歯磨き粉を使用してください。
濃度が低くても、繰り返し使うことで効果があります。
薬局や当院の受付でも販売しています。
どれを選べば良いかわからない場合はご相談ください。
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仕上げ磨きはいつまでおこなえば良いですか?
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仕上げ磨きは永久歯への交換が終わる12歳頃までしてあげられると理想です。
小学校6年生まで仕上げ磨きをするというのはなかなか難しいかもしれませんが、生えたての永久歯大変虫歯になりやすいため、保護者様が見守ってあげるのが一番良いといえます。
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生えてきた永久歯が黄ばんでいます。
何かの異常でしょうか? -
乳歯に比べてて永久歯は黄ばんだ色をしています。
そのため乳歯と永久歯が並ぶと大変黄ばんで見えてしまい、何らかの異常と考える保護者さんも多いです。
しかし、異常ではありませんのでご安心ください。
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定期検診にはどのくらいの頻度で通えば良いですか?
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3か月に一度通っていただくと良いでしょう。
定期検診にお越しいただくと、歯の汚れを落とし、フッ素を塗布します。
必要であればレントゲンをお撮りすることもあります。
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家族で通うことはできますか?
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ご希望があればご予約時にお申し付けください。
同じ時間や前後の時間にご予約をお取りすることもできます。
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小児歯科の専門医とはどのようなものなのですか?
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小児歯科の専門医とは、小児に関する専門的な知識を学び、さまざまな技術を身につけた歯科医師のことをいいます。
通常の一般歯科医の資格とはまた別にこの資格を取得する必要があります。
小児歯科の専門の歯科医師がいる歯科にお子様を通わせると、とても安心といえるでしょう。
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子供にも歯周病はありますか?
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お子様にはほとんど歯周病はありません。
もし起こる場合は、20代頃から起こる若年性資料というものがあります。
こちらは一種の免疫疾患のため、通常の歯周病とは異なります。
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なかなか永久歯が生えてきません。
どうしたら良いですか?」 -
お子様の成長によって、永久歯が生えてくる速度は違います。
あまり神経質になりすぎる必要はないのですが、生えるスペースが狭すぎる場合、歯の歯胚自体がないケースも考えられます。
一度レントゲンをお撮りしますので、ご予約をお取りになりご来院ください。
著者 Writer
- 澤田 光弘
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お子様の口腔内は、大人の口腔内と大きく違います。その特徴からきちんと小児歯科について学んでいる専門医がいる歯科医院で治療を受けると安心です。小児歯科でおこなう治療は虫歯治療や予防処置、矯正治療などがあります。
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根管治療は神経の内部をきれいに消毒するための治療です。再度細菌が入り込まないように充填を行い、上に土台を立て、かぶせものをした時点で治療が完了します。それまでは割れやすいため食事時などに注意しましょう。
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